施工実績

木を切るということ…

剪定という作業には色々な形があります。

枯れるギリギリを見極めた強剪定やスピード重視の切り方(切らない方法、抜く方法)、翌年を考えた切り方、今年見せる切り方…

との切り方にも意味があります。

予算や時間、時期、場所…様々な条件状況下で最良の選択をしていきたいものです!

今日は久しぶりに怒りました。叱ろうと思い言葉を選んではいましたが、怒っていたと思います。

その現場に入り3日目、慣れも出てきたのかもしれません、が…

私が剪定する上で大切にさせてもらっている事があります。

一人で一本を仕上げる

その一本一本と対話しながら切らせていただく

例えば、「ワシの腕はまだまだやけど、来年は綺麗にしてやるからな…」とか「今年は他の木に時間取られてしまうから、カックイ取りは来年な…」など

その時のレベルレベルに合わせた想いや考えなどがあると思うのです。

今朝はそれらが見えませんでした。

朝の挨拶からはじまり指示出し、質問…

「床屋や美容院にいって自分ら同じようにされたら嫌やないか?」

「職業に貴賎は無いが、職業の中には貴賎はあるんや!」

こんな簡単な事が伝わってなかった事に苛立ちを隠せませんでした。

技術や知恵ばかり与えていても心がなければ何の意味もなく…

我が身の恥ではありますが、未来のために此処に書き残しておきます。

精進精進…(T . T)

荒ゴミ掃除

剪定作業の掃除において、一番大切な作業かもしれない。

コレの仕方次第でその後の作業効率や仕上がりに大きな違いが出てくる。

「切り手が上手いと荒ゴミ掃除が楽やなぁ」

そう思えるようになって初めて木に触らせてもらえるぐらいが人を育てるにはよいのだと思うのだが…

現実ではそうも言っていられない。

言葉や気をつくして伝えるのだけれど、伝わっているのかどうなのか…

なかなか良い手の使い方をしていたので褒めてみたが…まだまだ早かったのだろうか…

心を配る…

そんな修行が始まった…

一粒

「そんな事誰も気にしていない…」

「また乗るのだから意味がない…」

そんな事を言われたこともありました。

綺麗に掃除した後なのに、飛び石や延段にのっている砂利一粒…葉一枚…

それらに気付き、仕上げてゆく事

修行時代からのこだわりです。

全ての現場でこだわる事が出来るように、

こだわらせていただけるお施主様や庭に感謝の念を忘れぬように…精進 精進(^人^)

(続続々)庭とは何⁉️

石を1つ据える

植物や苔をそえる

コレでじゅうぶん庭だと言えるのではないかと感じています。

ただ同じものは2つとつくれません。

たとえ同じもので同じ人が作っても同じものにはならないのです。(ここから先は長くなるのでリアルに会った方としか話せません…笑笑)

その事に気がついてから、一期一会を大切にしなければと考えています。

自分に出来る精一杯で頑張る。それだけのことなのかも…

ただそれはニワなのか⁉️

古より育まれた先人たちの知恵であるニワ

とは違う…のはわかっているのだが…

其れを語るにはまだまだ学びが、気付きが、出会いが足りない…

庭とは何⁉️

それは人が人であるために必要空間…

ただ其れを説明するには言葉が足りない。

考える程に自身の不勉強さに気が付く事になりました。

これからも学び続けて行こうと思います。

ニワとは何⁉️

新しい気付きがより深遠な世界の扉を開く鍵になったようです。

〈続々〉庭とは何⁉️

平安時代に入り文献など残るようになった時代にもニワはあり続けました。

意味合いを変え、ある時は権力者の武器や盾として。ある時は権力者に取り入るための道具として。

ニワは変遷を続け、ある意味文化となり庭園となりました。

時を超えて残るものには力があります。

庭園もその1つでしょう。ただ、文化とまで言えるものは、富がなければ成り立たない側面があります。そのような庭を作る数寄者や文化人と呼ばれる人は限りなく少なくなりました。

町に一人や二人はいてあちらが新しい石を入れれば、こちらも庭を作り変えるなどという事もあったといいます。

庭を持つ事が本当の意味でステータスであった時代…それが、〈庭付き一戸建ての家〉を持つのが誰でも持てる時代になって行きます。

庭園から庭への変遷です。

その間に多くの事が忘れ去られて行きました。おそらく2000年以上の時をかけて自然界と対話して得た知恵…ニワ

何故庭を作るのか?

何故多くの庭には道があるのか?

何故物見の石を置くのか?

何故地造りから始めるのか?

何故根回しして木を動かすのか?

何故動かしてはいけない木があるのか?

何故動かしてはいけない石があるのか?

何故…何故…

ニワの本質を知らずに庭を作っている…

そんな自分ではいけないと独立してからも学び続けてきたつもりでいましたが、まだまだ知らないことばかり…

今思う事はまだまだ勉強、まだまだ精進‼️

産業革命以降、人は傲慢さを増長させていきます。まるで地球は人間の物だと言わんばかりに…。

人と自然(地球、八百万の神)と和する場所 ニワ

取り戻せなくなる前に…

まだまだ続く…笑笑

〈続〉庭とは何⁉️

庭のはじまりとは何だろう?(あくまで個人的考えです!)

歴史的な事を言えば、平安時代の遺構やローマ時代の遺構などがはじまりとかいうのだろうか?

ワシはそうは思えない…

庭のはじまりとは…人が人たり得た時に最初にできたのが、〈ニワ〉であったのではないだろうか?

弱肉強食の世界から唯一安心できる場所。

人〈ニン〉が和〈ワ〉する場所。ニンワ=ニワ

そして人はニワは人に仲間の概念を与え…

そしてそれは近親者の概念…イエになってゆく…

人和の中にを建て、家族が一緒に住むようになる。

色々な家族、が多くなるにつれて衝突事が多くなってくる。そして自然界との緩衝部であった人和と同じ作用のニワがうまれた〈〉だ(スッゴイこじつけ‼️〈ン〉はどこにいった!とか言わんといてね〜)笑笑

家と庭で家庭とするのはこのような意味があったのでは⁉️

古民家などで土間の事を〈ニワ〉と呼んだりするのはその名残りなのでは?

長屋などの井戸端、縁側、人と人が接する時に必要な場所‼️それが〈ニワ〉

いじめっ子に追いかけられてもここまで来れば大丈夫!そんな場所が〈ニワ〉

このような考えかたのほうが納得できるのはワシだけ?

今の世の中 ばかりで ニワ がなくなり家族が崩壊している…関係ないとは思えない…

人が和する場所ニワ

安らぎ、和み、癒される場…

父の立場から言えば、外の世界から帰ってきて荒ぶる自身を落ち着かせる場

母の側からみると外界との交渉の場であり結界

子供の頃、安息の地であり学び舎

ニワはその後様々な変化を遂げてゆく…

貴族社会では社交の場、武家社会では己が力の証明、神道、仏教、その他の宗教、茶道をはじめ様々な文化でもそれぞれ違う世界観や価値観を持ちながら〈ニワ〉という緩衝部を進化(深化)させていった。

ここまで考えて来ると〈ニワ〉とは人と自然界の緩衝部であり、人が多くなり過ぎ緩衝部を作り過ぎてがチョット〈一寸〉になったからって漢字が生まれたな〜んて考えてしまうんですよね〜笑笑

ここから先はいろんな人が研究している分野やからワシの意見は要らないかなぁ…でももう少しだけ続く…笑笑

庭とは何⁉️

先日高校生に庭を教えてほしいとの依頼があり、参加させていただきました。

数年前から考えていた問題なので、自分なりの答えはあったのですが、改めて考えるととても重要な問題であり、本などで教えられる事と自身の考えに隔たりがある事に気付きました。

今回最初に教えたいと考えたもの…それは楽しさ、好き(数寄)でした。

歴史や庭園の形などいくら教えても伝わらないと思ったからです。

そもそも高校生の頃のワシやその友達がそんな事は教えてもらいたいと思ってませんでしたからね…笑笑

また全ての人が造園業に入るわけでもない…むしろ施主になる可能性の方が高いのでは?

そんなことを考えるうちに、庭を作る楽しさを感じてほしいと思うようになりました。

当日は色々ありましたが、予想通りの展開‼️楽しく授業ができたみたいです‼️

代表の生徒さんが「子供の頃に土を触って楽しかった事を思い出した…」という言葉を聞けて「良かった〜」と胸を撫で下ろした事が印象に残っています。

ただ、「庭とは何か?」という問いに自分なりの答えが出ていない事に気がついたのです。

お恥ずかしい話ですよね〜

庭志などと名乗っていながら「庭とは何か?」に答えられないのですから…

続く…

馬酔木

素敵な木です!

様々な手入れに対応してくれます。

写真写りの良いように少し濃いめの剪定ですがもう少し抜いて散らしても後ろの石の透け感が良いと感じています。

この子でもう20年植えた時よりもふた回りほど大きくしましたが、何年かおきに大きく抜いてほぼ同じ大きさを維持し続けています。

京都で言う散らし透かしの良い点は、このように年数が経つても幹元から枝先までの柔らかさを維持し続けられる事と考えております。

樹種によって切り方は多少変わりますが、ほとんどの木に対応する切り方と考えます。

驕る事なくこれからも木に教わり続けていこうと思います。

静岡

赤松剪定(ビフォーアフター)

昨年より剪定を依頼された赤松を今年も登らせていただきました‼️

疲れましたが有意義な時間になりました‼️

木の声

去年剪定した時にした質問に半年経って答えてくれています。

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